後悔しない、保険の契約・その手続き!

8.気をつけましょう!オートローンで買い換える時

車の買い換えで、車検証に記載された所有者(ケースによっては使用者)を決める場合には、記名被保険者のことも考えて下さい。
今までと同じ名義で車を購入、記名被保険者も変えていないのに、ノンフリート等級の『割引』が消えてしまうということがあります。

<例えば>
車庫証明の関係で、今まで、車の所有者と使用者を別名義で購入してきました。

車両契約者=法人
記名被保険者=法人
車検証の所有者名義=法人
車検証の使用者名義=法人の代表者(個人)
今回、車の買い替えにあたり、オートローンを組んで購入したため、車検証に記載された所有者の名義がローン会社になりました。
車両契約者=法人
記名被保険者=法人
車検証の所有者名義=ローン会社
車検証の使用者名義=法人の代表者(個人)
その結果、「ノンフリート等級の割引が引き継げなくなった」というのです。記名被保険者の名前が車検証上から消えてしまった、というのが理由です。
「今まで通りのはずなのに・・・。」
「いたずらに車両の名義を変えたわけではないのに・・・。」

1.以前よりも、オートローンで車を購入する場合にローン会社の所有権が付くというケースが増えています。
2.ローン会社、車の販売店、保険会社に確認しながら、相談しながら、進めましょう。
3.車種によっては、乗り換える際に、等級の継承ができる車とできない車があることも忘れないで下さい。何れにしても、注意が必要です。

9.気をつけましょう!保険会社を変える時

1.保険会社の変更は、契約の途中でも、満期の時でも可能です。
2.ノンフリート等級『割引』の継承も可能です。
3.但し、契約期間の途中での保険会社の変更は、保険契約の中途解約になり、デメリットがあります。
  <契約期間の途中で保険会社を変えた場合のデメリット>
  1. 意外と解約返戻金が少ない。(短期率で計算)
  2. 現契約期間で事故がなかった場合 ⇒ 無事故の期間が反映されず、無駄になる。「残り○○ヶ月で割引がアップしたのに!」
  3. 現契約期間で事故があった場合 ⇒ 等級ダウンの契約開始が早まる。
4.保険会社によっては、解約した時点から満期までの残りの期間を短期契約で繋ぎ、解約前の保険と同じ満期日から、新たなノンフリート等級で更新できるように(経過した無事故期間を無駄にならないように)、対応するところもあるようですが、
  1. 解約返戻金の額の問題は解決されない。
  2. 短期の保険料は割高になる。
  ということを踏まえた上で、判断すべきでしょう。
5.何れにしても、特に理由がない限り、保険契約の満期を待って保険会社を変更したほうが良いでしょう。
6.民間の保険会社、農協(JA)、共済の間で、変更する場合は、ノンフリート等級の引継ぎについて、引き受け保険会社に必ず確認をして下さい。等級の引継ぎを拒否される場合もあります。

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